第9講では、「高御産巣日神の△」を用いた儀の強化について説明します。
「高御産巣日神の△」とは、第4講で説明したとおり、宇宙エネルギーの「生成」過程に作用し、根源的な宇宙エネルギーを増幅させる機能を持つ装置です。
「高御産巣日神の△」の作用で増幅された宇宙エネルギーは、直接的に人や物質に送り込まれるのではなく、天照大御神を始めとする有性の神々に送り込まれることになります(なぜなら、高御産巣日神を始めとする宇宙エネルギーを生成する神々は、無性である「独り神」だからです)。そして、有性の神々を介した宇宙エネルギーを、間接的に人や物質が受け取ることになります。
一方、儀とは、「天照大御神の△」や「ホホモノヌシの渦」等の作用と同様、宇宙エネルギーの「媒介-受信」過程で執り行われるものです。それゆえ、「高御産巣日神の△」は儀そのものに「組み込まれる」装置とはなり得ません。しかし、儀と「組み合わせる」ことは可能です。
「高御産巣日神の△」を各種の儀と組み合わせて用いれば、儀の効果は格段に高められます。
組み合わせる場合には、「高御産巣日神の△」を儀に用いる他の△より高所に安置してください。「高御産巣日神の△」については、向きや方位に決まりはありません。「高御産巣日神の△」を複数設置すれば、それだけ儀の波動は高まります。
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