第10講では、儀を開始するとき・取り止めるときの手順・留意点について説明します。
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【儀を開始するとき】
すべての儀は、身体を浄めてから執り行ってください。入浴、歯磨き、排便を済ませておいてください。
事前に断食を行えばより効果が高まります。必要な断食期間には個人差がありますが、少なくとも半日は水以外口にしないことをお勧めします。体調に無理のない程度に行ってください。
また、なるべく部屋を整理してください。物が多く、散らかった部屋には、儀を阻害する負の波動が生じます。物があまり置かれていない部屋の方が、儀の効果は高まります。
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【儀を取り止めるとき】
「点の儀」と「神起こしの儀」については、そのまま△を片付ける(または位置をずらす)だけで大丈夫です。△が定位置になければ儀は発動しません。
「霊憑の儀」と「開田の儀」については、必要な手順があるため注意が必要です。△を片付ける前に、部屋の北側に盛り塩をし、1週間はそのままにしておいてください。そして、1週間後に北を向いて二礼二拍一礼をし、盛り塩と△を片付けてください。
ただし、繰り返しになりますが、ひとたび霊魂に作用すれば、儀を取り止めても決して元の状態には戻れません。儀を執り行うか否かは、くれぐれも慎重にご判断ください。
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