2017年の春頃から、波動の流れにたいへんな変異が生じています。簡単にいえば、人間以外のあらゆる物質からわずかに漏出する波動に歪みが生じているのです。
この異常事態に気づいたのは、私の他6名の霊力者・宗教者の方々でした。それぞれ流派が異なるものの、連絡を取り合い、歪みの原因を特定するために協力体勢をとることになりました。
そして、私に関しては天つ神々との交信の役割を担うことになり、師伯らとともに崑崙山脈へと向かいました。連日連夜、精根尽きるまでチャネリングを行い続け、受信したメッセージの解釈について討論を交わしました。
各班が日本に戻ってから、再度7名で合流し、報告会を行いました。その結果、私たちはある一つの結論を得ました。歪みの原因は、「次元転換」にあります。今年に入り、人類は急速な「次元転換」の局面を迎えています。その兆候が、波動の歪みとして表れていたのです。
私たちは今、「魂を上昇させるか、あるいは衰退させるか」の選択の局面に立たされています。
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数年前から「アセンション」が話題になっていますが、多くの人々が意味を知らずにこの言葉を使用しています。
私たちが捉えた真のアセンションとは、一言でいえば、「あらゆる精神性の統合」を意味します。あらゆる人々のあらゆる精神世界を、調和的な一つのものへと統合することこそが、高次元への道を示すのです。
しかも、重要なことに、その「統合」は、「支配」と無縁のものでなければなりません。力による強制は真のアセンションとは無縁のものです。すなわち、暴力的な言葉や虚偽の誘導によって、人々の価値観を強制的に変化させようとするものであってはならないのです。
すべての人が、言葉を超えた次元で「これが自分の居場所だ」と納得し、安心し、光に包まれるものだけが、真の答えたり得るものです。
“調和”
それが、アセンションを真に理解するためのキーワードです。
しかし、それは簡単なことではありません。むしろ、人類にとって困難極める課題です。現に、戦争が起きています。人類の歴史は「戦争の歴史」と言っても過言ではないくらい、常に人々は争い続けています。さまざまな人々がさまざまな理由で、常に、至るところで、対立を起こしています。
しかし、考えてみてほしいのです。その争いの「理由」は、本当に人々を、少なくとも自分自身を、幸せへと導くものなのでしょうか?
光に照らされない理由など、理由ではありません。
真に光に照らされた人間にとって、「自分の幸せ」と「他人の幸せ」とは対立しません。対立し合う「幸せ」など、まやかしです。誰かを傷つけて成り立つ幸福は存在しません。
「次元転換」の局面を迎える今こそ、私たちは魂を上昇させなければなりません。
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